【コピー本向け】ラミネートで疑似PP加工(フィルム比較)
コピー本でもPP加工もどきをやってみようじゃないかというお話です。ラミネーターとラミネートフィルムを使って片面だけラミネート加工することで、疑似的にPP加工を表現できます。
基本的なやり方はこちらのページに詳しく載っています。
コピー本の作り方/ラミネーターで「なんちゃってPP加工」 - Terrestrial Garden
こちらのサイトさんはコピー本のつくりかたについてもとても詳しく丁寧な解説をしてくださっているので、コピー本をつくってみたい!って方はぜひご覧ください。わたしもとてもお世話になっています。
さて、今回用意したラミネートフィルムは6種類です。
・クリア(75ミクロン、50ミクロン)
・マット(80ミクロン、50ミクロン)
・ホログラム(100ミクロン)
・ハンドコーティングフィルム(100ミクロン)
それぞれ使用感をレポートしていきたいと思います。
クリア(75ミクロン)
フェローズのラミネートフィルムです。気軽に入手できる(ヨドバシでも売ってる)中では薄い方のフィルムです(通常は100ミクロンのものが多いです)。加工なしのものに比べて色が濃くなります。フィルム感が強め。コピー用紙でも加工後は厚めになるので、コンビニコピー表紙じゃ物足りないときにおすすめ。
フェローズ Fellowes [ラミネートフィルム A4サイズ用75ミクロン]
マット(80ミクロン)
同じくフェローズのマットフィルムです。色は少しだけ濃くなります。しっとりすべすべの感触で高級感が出ます。わたしはマットPPが大好きなので、これが自宅でできるととてもテンションが上がります。
フェローズ Fellowes [ラミネートフィルム マットタイプ A4サイズ用 80ミクロン]
クリア(50ミクロン)
通常のラミネートフィルムに比べるとだいぶ薄く、ソフトな仕上がりになります。紙が加工後も固くならないので折作業等が楽です。反りも直しやすい気がします。色は若干濃くなります。ちょっと厚めの紙で表紙をつくって加工すれば、印刷所に頼んだような仕上がりも夢じゃないかも…。
マット(50ミクロン)
こちらもかなりソフトな仕上がりです。80ミクロンのものより色が濃くなります。フィルム感が薄いので、自然な感じになります。特殊紙に加工しても面白そう。今のところ一番のお気に入りです。
しなやかラミネートフィルム艶消しマット A4サイズ 薄手50ミクロン50枚入り
ハンドコーティングフィルム
その名の通り、手貼りでラミネートするためのフィルムです。片面が粘着なっているので、その面を紙に張り付けて使用します。メリットは熱をかけないので反りがまったく発生しないこと。フィルム感はかなり強め。色はほんの少しだけ濃くなります。貼るのがちょっと難しいです。
ホログラム(100ミクロン)
なんとホログラムPP加工(もどき)もおうちでできちゃいます。今回使用したのはスター。じんわりキラキラになってかなりかわいいです。フィルム自体は普通の100ミクロンのものと変わらないので、加工後はだいぶ固くなります。色は少しだけ濃くなります。
クリア系の比較。普通のフィルムは熱が加わるせいか、ちょっとだけエンボスっぽくなるんですが、ハンドコーティングフィルムはまったくのつるつるです。反射がものすごいです。
マット系比較。色の濃さに結構違いが出て楽しいです。
ホログラム。
ちなみに今回はローソンのコピー機で印刷した紙を使いました。イベント前日の夜にコピー本の表紙をつくる場合、もう特殊紙を用意してる暇も印刷に出してる暇もない!ってことがあると思います。そんなときにコンビニでプリントした紙をラミネートすればちょっと豪華な表紙のできあがり!というのを目指しました。ラミネートフィルム分だけ紙が厚くなるのも表紙っぽくなってGoodです。
全部ネット通販で購入できる商品ですので、興味のある方はぜひお試しあれ~。手間もかかるしそんなに安上がりでもないけど、ラミネートが楽しいのでオールオッケーです!すてきなピカピカ表紙ライフを!